Pre syncopeの検査を受けた

Health
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Pre syncope – 脳貧血

脳貧血って私は呼んでいたのですが、私は通勤中や立ち仕事など、長時間立っていると耳鳴りがし始めて視界が黄色くなり、立っていられなくなるなんてことがあります。症状をインターネットで調べると起立性低血圧とか起立性調節障害、迷走神経反射なんて表現も目にします。

今は前兆を察知するので視界が黄色くなるほど無理して立ち続けることはないのですが、大抵は首肩周りの違和感や耳の閉塞感、連発する空あくび、吐き気などが発生して「これはしゃがまなきゃマズい」と本能的に感じます。

私は小学校低学年の全校集会などからこれを経験していますが、その当時から倒れる前にしゃがんでいました。

担任には「甘えるな」と言わんばかりに、後ろから支えられて無理矢理立たされ続けた事もあります。気持ち悪い、吐きそうと言っているのに辛かったです。

基本的にはしばらくしゃがんだり横になっていれば落ち着きます。

あくびが出たりすることからも想像がつきますが、この症状が出ている時は恐らく頭部に酸素が届いていない、つまり頭部に十分な血液が届いていないんですね。起立時は重力で血液が下(足元)に停滞しやすく、本来は自律神経の働きによって血圧があがることでこれを防ぐのですが、なんらかの原因でカバーしきれない場合に発生してしまうようです。

しゃがんだり寝転がることで頭の位置が下がり、重力で受ける影響を少なくして血液が運ばれます。そうすれば吐き気は収まり、早ければほんの数分で回復します。

ただラッシュ時の通勤中など十分に回復するための環境がない場合はうまく回復出来ず、諦めて会社に連絡してから一旦逆方向の電車に乗って家に向かいます。その間に回復すれば会社に戻りますが、容易に回復出来ないほどの重い脳貧血はその後の頭痛(後述)も酷く、大抵はそのまま休みます。

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回復後の頭痛

私の場合は脳貧血の回復後に頭痛が発生します。偏頭痛みたいな感じです。

今でこそ頭痛薬を使うようになってしまいましたが、当時はただ耐えていました。脳貧血後の頭痛以外にも日常的に偏頭痛を感じるようになってからは頭痛薬を使うことで回避したりしています。

拡張型偏頭痛みたいに、脳貧血の発生で頭部を巡る血液の量が変化することで血管の拡張や収縮が起こって頭痛が起きるのかなーと想像しています。あくまで想像です。

頭痛は半日とか平気で続きます。気にならない程度の時もあれば、ずっと邪魔してくる事もあります。

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日本での診断

関東だと聖マリアンナ医科大学東横病院に失神センターがあり、そこで詳しく検査を受けることが出来ると思います。私は行くタイミングを失ってそのままバンクーバーにきてしまったのですが、日本に帰ったら受診を再検討するつもりです。

日本で専門医の診断は受けたことがない訳なんですが、会社で受ける健康診断で産業医に相談した事はあります。しかし基本的には「倒れないように気をつける」というアドバイス?しかもらえず、進展しませんでした。

血圧が低めなのと普段から薄味の調理をしていることに触れ、「もし塩分を多く摂るようにしたら血圧があがり、予防になるでしょうか?」と聞いたところ、もしかしたらあるかもしれないと言われました。

ちなみに血液検査でのヘモグロビン量などは正常値で、その他の数値についても正常値を保っています。強いて挙げるのであれば、中性脂肪値が正常値の範囲よりもまぁまぁ低く「脂肪代謝異常の可能性」というワードを見たことがあった程度です。

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カナダでの受診

日本ではそんな感じでなぁなぁなままバンクーバーに来てしまったのですが、過去ツイの通り最悪の状況で脳貧血を起こしてしまいました。

その後もダウンタウンでひとりでご飯食べている時に再発。夫に迎えに来てもらってさすがに心配と迷惑かけすぎなので受診することに。

せっかく一口食べたチャプチェが美味しくてワクワクしながらメインのポッサムを頂くところだったのに台無し…

電話での受診だったのでスピーカーにして夫のサポート受けながらお医者さんに説明。とりあえず血液検査行ってって言われて、近所のLifeLabsへ。

初回の人は予約等できないっぽくて待ち時間えぐかった…土曜日の朝だったし。2回目からはWebから?順番待ちリストに入れるみたいだからもうちょいラクなはず。

血液検査と尿検査、心電図をやって15分くらい?で終わりました。

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24時間心電図

そのあと1週間ぐらいで病院から電話きて、Holter(24時間心電図)の検査をしましょうということで、ちょうどパスポート受け取りに行かなきゃならなかったので仕事休んで病院へ。

取り付けてからその足で領事館行って少し歩き回ってみたけど、心電図ついてる時には脳貧血起きないのよねぇ…

Holterはこんな感じ。これつけたまま寝なきゃならなかったけど、うつ伏せにねなければまぁ平気だった。運動も普通にしていいとのことでしたが、私は運動しない人なので…

シャワーは浴びちゃダメなので、病院行く日の朝に浴びてから行きました。あと電極つける部分の皮膚の表面を少し削るというか傷つけるのをしないといけないみたいで、本当にごめんなさいねと申し訳なさそうにされながら、ザラザラしたテープみたいなので擦られた。

検査終わって電極外してみたら結構シャってなってて笑った(笑)

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Pre syncopeっぽいねとのこと

そっから1ヶ月くらいしてまた病院から電話きて、今度は別の専門医?と電話してもらうからってことで、それが日中で私は職場で電話する事に。仕方ないので夫と三者通話をさせてもらうことにして解決しました。

聞き方のメモ。”In case there’s something I don’t understand, can I conference-call my husband?“ (だったと思う…)

お医者さんも「もちろんいいよー」って感じでした。通話品質も結構良かったし、普通にめっちゃ便利だった!ここでもお医者さんに「わお、説明が上手ですね」と褒められていた夫。本当に助かります…

たぶんこのお医者さんは脳貧血の知見があるようで、やはりPre syncope(syncopeシンコピーは医療用語での失神、preだから失神の前駆症状ということ)っぽいねとのこと。そして東横病院のホームページなんかにも載っていたけど、考えられる原因はいろいろあって、それが心臓の場合もあるとのこと。

そんで心臓のエコー検査しましょうってことで、検査先の大病院から電話来るからそこで予約取ってね〜って感じで終わりました。

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心臓エコー診断

日本でも数分の心電図くらいしかやったことなくて、今回のエコー診断すごすぎて感動した!なんか映像も音付きで録画できるのね…

角度的に全部は見えなかったけど、自分の心臓の弁が動いているのモニターでチラ見した。すごかった。

いろんなツマミやボタンを右手で操作しながら左手でエコー撮るデバイスを操作する看護師さん?お医者さん?はすごかった。

撮った映像の音質も操作できるみたいで、元々雑音が多かった音をツマミ操作したら少し高めのクリアな音に出来たりとか。こういうメカ?デバイス?とか大好きだから、本当ならもっと観察したかった…

この検査は3月の終わりくらいにやったんだけど、その後の連絡はない。

また別の検査したり進展があったら書こうかな。

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