日本では当たり前の魚焼きグリルがなくても、カナダで一般的なオーブンを使って焼き魚が楽しめます。毎日お肉じゃ飽きちゃうし、焼き魚も楽しめれば自炊の幅が広がりますよね!
日本ほど魚の価格は手頃じゃないですが、T&Tや一部のローカルスーパーで購入できるおすすめのお魚もあります。私はバンクーバーの事情しか分からないのですが、T&Tであればカナダ全土で大体同じような様子なんじゃないかと思います。参考にしてみてください!
手頃でおすすめの魚
サーモン
カナダで一番目に入りやすいのはサーモンだと思います。シーフードコーナーが小さい店舗であっても、サーモンだけは置いています。
生サーモンの他、冷凍コーナーに半身や小さいパックのサーモンが見つけれます。中にはSashimi grade(刺身で食べられるクオリティ、つまり業務用の非常に温度の低い環境で冷凍され、寄生虫が死滅しているもの)を見つけることもできます。
価格でいうと冷凍の方が安いですが、量が多くて消費が難しかったり、シェアハウスで冷凍庫のスペースに限りがあって購入を躊躇う場合もあるのではないでしょうか?
そこで私が好んでよく購入しているのがT&Tで販売している生サーモンの切れ端です。
有人販売コーナーの横にある冷蔵コーナーにあります。生サーモンの切り身の近くにあることが多いです。中骨周りの部分をSalmon boneというラベルで販売していたり、ハラスの部分をSalmon belly trimとして販売していたり、全部ミックスでSalmon trimとしている場合があります。
価格は$5~$8くらいで、内容量によります。ただ、いつもあるわけじゃ無いことにご注意ください。
私はなるべくハラスの部分が多いものを購入しています。ハラスの部分であれば比較的骨も少なく、脂身も多いので美味しく楽しめます。
鯖
T&Tや一部のローカルスーパーの冷凍コーナーで見つけることができます。Mackerelという名前で売っています。焼き魚として使いやすいのは、半身になっていて真空パックになっているものです。味付けや下処理なしでそのまま焼いて食べられます。
価格は$5~$8くらいで考えておくといいと思います。
オーブンで焼き魚を調理する方法
オーブンで魚を焼くときはBroilモードを使用しています。うちのオーブンはガス火ですが、庫内上部でグリル機能が働くので焼き魚に適しています。400F~450Fくらいで使用します。1~2分余熱します。
上記の写真の赤い丸のところが直火グリルになっていて、青い丸のように上の方のラックで焼きます。
金属製のオーブントレイに魚を広げます。私は洗う時のことを考えてアルミホイルを敷いています。
魚の水分が多い場合はキッチンペーパーで拭き取っておくと焼き目がつきやすいです。生サーモンの場合は塩を振ります。
ラックの上の方で焼きます。この大きさだと5分もかからないので、近くで様子を見ながら焼きます。(高温の場合、気を抜くと焦げます)
途中でひっくり返す場合はこの大きさだと2分くらいで、ひっくり返してもう2分くらいを目安に様子を見るといいと思います。私はサーモンのtrimの場合はひっくり返さず4分ほど焼いています。
鯖などもう少し大きくて厚みがある場合は身を上にして4分ほど焼いてからひっくり返します。皮の方は焦げやすいので身から焼いて皮を最後に2分ほど焼いて仕上げます。
保存方法
サーモンのハラスは賞味期限の関係で一度に焼いてしまいますが、もちろん一度では食べきれないので残りは冷蔵庫や冷凍庫に入れたり、ご飯を炊いてほぐした身と合わせておにぎりにしてから冷凍しています。
おにぎりを冷凍する場合は日本のラップを使ってそのままレンジで温められるようにしています。(カナダのラップだとMicrowave safeと書いてあっても平気で溶けたりするので信用していません!)
日本のラップがない場合はタッパーなどに詰めて冷凍してもいいですね。
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